正社員の採用・定着を狙うには 30~34歳(壮年前期)がオススメです

失業率が高く、失業者も多いのは 30~34歳の壮年前期

沖縄県企画部統計課 労働力調査 (沖縄県)令和5年4月分にでは縄県の労働力人口の内、
・30~34歳の完全失業者数・・6,000人(男女計)
・完全失業者率・・男性/7.9% 女性/9.1%

となっており、30~34歳での完全失業者が多いことがみられます。

30~34歳男性のグラフから一つ上の世代、35~39歳男性では完全失業者数が大幅に減り、 以降の40歳~64歳代では2%台の完全失業者数が低い水準にとどまっています。
このことから考えられるのは
・20代~30代前半は、仕事の内容・職種に満足する仕事を探しての転職が活発。
・30代後半で採用された人材は、定着に繋がりやすくなる。
といった状況にある可能性が見て取れます。
これは、結婚・子育てといったライフイベントが、この年代で発生するからと考えられます。
※「仕事の内容・職種に満足する仕事を探している」ことについては、下記の記事にてご覧いただけます。(https://media-guide.jwarm.net/?p=2380)

これらのことから、「自分に合った仕事を探して転職を考える20代後半~30代前半」を採用することで、定着する人材採用に繋がる可能性があります。
そのためには、 「仕事の内容・職種に満足する仕事を探している」 求職者が仕事にイメージができるように「仕事内容と職種」を具体的に書く事が大事です。

仕事内容と職種の書き方の例として、ジェイウォーム 7/14号からいくつか抜粋しますと

職種名:「 宅配ドライバー
営業所へ直行して荷物(ティッシュ箱2個分~中ダンボール程の大きさ、重さ1㎏未満~3㎏前後が主)を受け取り、1日60個~80個ほど配達をして営業所へ戻りそのまま直帰です。

職種名:「家庭ゴミ及び資源化物の回収」
3名1組で主に那覇市内のゴミ回収。
午前中可燃ごみ、午後資源化物の回収。
お仕事の流れ→朝事務所に出社し、担当地区へ向かいゴミの回収→回収したゴミをごみ処理場へ搬送。
※運転業務はなし。
※必ず男性スタッフが現場に一緒に向かうので、重量物のゴミがある場合でも安心!

職種名:「産婦人科のキッチンスタッフ」
仕込みや洗い物、配膳、調理全般
※献立表で準備・調理がスムーズ!
5床の患者様向けに5~10食の他、職員の昼食も作ります。

など、大筋な仕事内容だけではなく、荷物の重さ・個数や、チームに人数・仕事の流れ、利用者の人数など具体的な数字をいれることにより、業務の規模感や負担感が具体的にイメージしやすくなり説得力のある情報になります。
その職務が自分にできそうか、サポートはあるのかなども確認し、 他の情報も含めて、自分に合っているか、長く続けられそうか、 能力を発揮できそうかを求職者が理解しやすいほど、採用後のミスマッチの軽減と定着に繋がります。

これからも採用難が続きます。こんな時だからこそ、 皆さまの職場の「仕事内容」や「職種」をジェイウォーム採用プランナーと見直してアップデートしませんか!
ご相談だけでも、ご連絡お待ちしております。

※データ元:令和5年5月30日 沖縄県企画部統計課 労働力調査 (沖縄県)令和5年4月分 P30 (関連資料2) 15歳以上年齢階級別の就業状態 より作成
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-r02-gaikyo.pdf